風邪やインフルエンザの流行期が終わりを迎えそうですが、
小児科を受診して、薬をもらった子供たちもたくさんいるんじゃないかな?
受診する側としては、目に見える形として風邪薬や抗生剤を処方してもらうこと、
それが最終的な受診目的になってしまうことがあります。
一方、診察する側の診察医は診察を通して症状を把握し、薬を処方するかどうか判断します。
処方は診療の1ステップでしかないのです。
処方する薬の種類は減っています。
実は、抗生剤を内服しても、菌による中耳炎、肺炎、髄膜炎などの合併症を予防できないことが分かっています。
ですから、やみくもに処方するのではなく、診察や検査で抗生剤が必要だと判断したときだけ処方するのです。
ある種のぜんそくの薬や、鼻水を止めるビタミン剤なども処方の減った薬です。
多くのデータから、これらの薬を飲むと子供がけいれんを起こしやすくなることが分かったのです。
結局は、家でおとなしく寝てるのが一番良い治療法なんですよね。
花粉は対策するしかありませんが・・・。
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薬剤師の出番です!
一昔前までは、たくさんの種類の薬を出してくれる人が良いお医者さんでした。
では、今はどうでしょう?
もちろん症状に合わせて必要最小限の薬必要ですよね。
問題はその次!
たとえ薬がなくても自宅でできる治療のコツを知りたいと思いませんか?
そこが薬剤師の腕の見せ所。
医者ではないけれど、ある意味医者より詳しい知識も兼ね備えているのに、
当たり前のテキスト通りしか動けない薬剤師が増えて行きそうで心配ですね。
「薬の知識検定」とかないのかな?
あ、医者になれってことか笑
この本は勉強になりますね⇩