新型コロナの影響でしばらくは県外にいる山仲間とも会食を控えてきたのだが、
ここへきて世間の動きが緩くなってきたので、久しぶりに会食をすることにした。
不安な第六波が迫っているといるのに、楽観的過ぎると思われるかもしれないが、数年ぶりに再会した山仲間の面構えを見ると、そんなことはどうでもよく思えてしまった。
あれだけ自粛をしていたのに、解禁するタイミングは人それぞれだが誰でも緊張の糸を切る瞬間はあっと言う間だなと感じた。
週末前の金曜日ということもあり、お店の駐車場はとても混雑していた。店内も予約席ばかりで埋まっているかと思ったが、運よく空いている席があったので、入店。
焼き鳥や栃尾の油揚げといった、ごく普通の注文をして淡々と頂く。
会話の内容は近況報告が主だったが、とにかく生きているだけでよかった。
歳を重ねるたびに「命の大切さ=生きている大切さ」を深く感じる。
地震や洪水といった災害や新型コロナによる自殺、あるいは交通事故など、僕らの前には死が隣合わせに存在する。
当たり前に再会できたことにも感謝だが、こうやって普通に会食できることが嬉しかった。
何より、こんな僕を慕ってくれる人がいるって幸せだなと思う。
年齢も職業も違うけど、この山登りとキャンプでの出逢いが僕の人生を変えてくれた。
一歩踏み出す勇気があれば、誰でも自分を変えることができる。
夢ややりたいことを諦めないで、たった一度の人生を楽しんでほしい。
もちろん、僕もそうするつもりだ。
最後は卵かけごはんで締めくくる。