こんにちは!登山を始めたばかりの方も、これから夏山に挑戦する方も、熱中症対策はしっかりできていますか?
夏の登山は爽やかな風と絶景が楽しめる一方で、気づかぬうちに体がオーバーヒートしてしまうことも。この記事では、登山中にできる「熱中症対策」をわかりやすくご紹介します。
🔥 登山中に熱中症になる理由
登山中は以下のような要因で熱中症になりやすくなります:
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標高が高いほど日差しが強くなる
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汗をかいても風が乾かしてしまい、気づかぬうちに脱水
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上り坂が続き、体温が上がりやすい
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水分補給のタイミングを逃しがち
「山だから涼しいだろう」と油断は禁物!
✅ 熱中症対策のポイント6選
① こまめな水分補給を意識する
登山中は、のどが渇いていなくても20~30分おきに水を少しずつ飲みましょう。スポーツドリンクや経口補水液など、塩分を含んだ飲料がおすすめです。
② 塩分・ミネラルを補給する
水だけでは逆に体内の塩分バランスが崩れ、体調を崩す原因になります。塩タブレットや塩昆布・梅干しなどでナトリウムを摂りましょう。
③ 通気性の良い服装にする
速乾性・通気性のある服を選び、汗がこもらないように工夫を。帽子も必須アイテム。日差しを防げるツバ付きの通気性の良い帽子を選びましょう。
④ 無理をせずペースを守る
暑さの中で急な登りを続けると、一気に体温が上がります。こまめに休憩を取り、ペースは「やや遅い」と感じるくらいがちょうどいいです。
⑤ 体調に異変を感じたら即休憩
めまい・吐き気・頭痛・異常な汗・ふらつきなどを感じたら、すぐに日陰で休み、水分と塩分を補給しましょう。無理をすると重症化のリスクもあります。
⑥ 登山開始は朝早く
昼間は気温が最も上がる時間帯。できるだけ早朝に登山を始め、昼過ぎには下山開始できるように計画しましょう。
🎒 熱中症対策に役立つ持ち物リスト
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ハイドレーションまたは水筒(1.5~2L以上)
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塩タブレット・塩飴・梅干し
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通気性の良い帽子
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汗をすぐに乾かす速乾ウェア
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保冷剤やクールタオル
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日焼け止め(熱中症予防にも有効!)
🏔 まとめ:熱中症を防いで、夏山を楽しもう!
山は美しく、心を癒してくれる場所ですが、自然はときに厳しいもの。しっかりとした準備と知識が、登山を「安全で楽しい思い出」に変えてくれます。
「暑さを甘く見ない」ことが、安全登山の第一歩!
ぜひ、今回の内容を参考にして、万全の熱中症対策を整えてから山へ出かけましょう!