グリーンふぁみりー「けーたの日記」

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自然や植物が好きです。将来的にハーブ屋さんを開業するのが夢です。

今夏、ポリタンクが店頭から消えた!?意外な理由と水不足の現状

今年の夏は、なんだかいつもと様子が違いますね。特に、ホームセンターやアウトドアショップなどで、ポリタンクが品薄、あるいは売り切れになっていることに気づいた方はいませんか?

実はこれ、全国的な水不足が大きく影響しているんです。


 

なぜ今、ポリタンクが不足しているのか?

 

ポリタンクといえば、アウトドアや農作業、そして災害時の水の備蓄に欠かせないアイテムですよね。それがなぜ、こんなにも手に入りにくくなっているのでしょうか?その背景には、主に以下の2つの理由が考えられます。

 

1. 全国的な少雨傾向と貯水率の低下

 

今年の日本列島は、記録的な少雨に見舞われています。特に、例年であれば梅雨の時期にまとまった雨が降る地域でも降水量が少なく、各地のダムの貯水率が軒並み低下しているんです。

新潟県三条市周辺も例外ではありません。私たちが暮らすこの地域も、例年に比べて雨が少ないと感じている方が多いのではないでしょうか。ダムの貯水量が減ると、当然ながら私たちの生活用水にも影響が出てきます。給水制限や節水要請が出される可能性も出てくるため、各家庭で飲料水や生活用水を確保しようという意識が高まり、ポリタンクの需要が急増しているんです。

 

2. 災害への意識の高まり

 

近年、地震や台風、集中豪雨など、自然災害が頻発しています。その度に、ライフラインの寸断による水の確保の重要性が強く認識されるようになりました。一度災害を経験した方々はもちろん、ニュースなどでその様子を見た方々も、「もしもの時のために、水を備蓄しておこう」と考える方が増えています。

今年の水不足の状況は、まさにその「もしも」を予感させるものです。そのため、災害時の備えとしてポリタンクを購入する人が増え、平時よりも需要が大幅に増加していると考えられます。


水不足は私たちの生活にどう影響する?

 

ポリタンク不足の背景にある水不足は、私たちの日常生活に様々な影響を及ぼします。

  • 給水制限・断水の可能性: 最も直接的な影響です。地域によっては、時間帯によって水の供給が制限されたり、場合によっては断水になったりする可能性もあります。

  • 農業への影響: 水不足は農作物の生育に大きな打撃を与え、私たちの食卓にも影響が出る可能性があります。

  • 産業への影響: 工業用水が不足することで、企業の生産活動にも支障が出る可能性があります。


 

私たちにできること:今から水との付き合い方を見直そう

 

ポリタンク不足は、私たちが水という資源にいかに依存しているかを改めて認識させてくれます。この状況を機に、ぜひご家庭での水の使い方を見直してみませんか?

  • 節水の徹底: お風呂の残り湯を洗濯に利用したり、食器を洗う際に水を出しっぱなしにしないなど、日々の生活でできる節水を心がけましょう。

  • 水の備蓄: ポリタンクが手に入りにくい状況ですが、ペットボトル飲料などを少しずつでも備蓄しておくことが重要です。1人1日3リットルを目安に、最低3日分は用意しておきましょう。

  • 代替品の活用: ポリタンクが手に入らない場合でも、蓋つきのバケツや大きめの鍋など、清潔な容器で水を貯めておくことも可能です。

今年の夏は、例年以上に水の大切さを感じる夏になりそうです。防災の観点からも、日頃から水の備蓄と節水を意識し、いざという時に備えておきましょう。


今回の記事が、皆さんの水不足対策の一助となれば幸いです。

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