こんにちは!災害対策コーディネーターの五十嵐です。
今回は、災害対策とは少し視点を変えて、畑づくりに取り組む方々を悩ませる「猿」による被害対策についてご紹介します。猿は非常に賢く、一度味を覚えると何度も畑にやってきてしまいます。大切な作物を守るために、効果的な対策を一緒に考えていきましょう。
1. 猿を寄せ付けない環境づくりが第一歩
猿は警戒心が強く、隠れ家になるような場所を好みます。まず、畑の周りの環境を整えることが重要です。
-
畑の周囲を見通し良くする: 猿は開けた場所を警戒します。畑の周りの雑草や藪をこまめに刈り払い、猿が隠れられないようにしましょう。
-
餌になるものをなくす: 猿を畑に呼び寄せる最大の原因は「餌」です。収穫し残した野菜や果物、お供え物、生ゴミなどは放置せず、きちんと片付けましょう。
-
猿が嫌がる作物を植える: 猿はトウガラシ、コンニャク、シソ、ショウガなど、辛味やアクの強い作物を嫌う傾向があります。これらの作物を畑の外周に植えることで、猿の侵入を心理的に防ぐ効果が期待できます。
2. 物理的な防護柵で侵入を防ぐ
環境整備に加えて、畑に物理的な障壁を設けることが最も効果的です。
-
電気柵の設置: 猿対策で最も有効とされるのが電気柵です。猿は手先が器用でよじ登るのが得意なため、通常の柵では突破されてしまいます。猿用の電気柵は、猿が触れると痛みを覚え、畑が「危険な場所」だと学習させる効果があります。
-
ネットや金網との併用: 猿は跳躍力も高いため、電気柵とネットや金網を組み合わせた複合柵がより効果的です。特に天井付きの防護柵は、物理的に侵入を完全に防ぐことができるため、高価な作物を守りたい場合に有効です。
-
柵の設置ポイント:
-
猿のよじ登りを防ぐため、柵の高さは2メートル以上が望ましいです。
-
猿が飛び移れないよう、周囲の樹木などから5メートル以上離して設置しましょう。
-
下草が伸びると電気が漏れてしまい、効果が薄れてしまいます。定期的な草刈りを欠かさず行いましょう。
-
3. 猿を人間に慣れさせないための追い払い
猿が一度「人間は怖くない」と学習してしまうと、追い払うのが難しくなります。
-
見かけたらすぐに追い払う: 畑や集落で猿を見かけたら、大きな声や音を立ててすぐに追い払いましょう。ロケット花火や爆竹も効果的ですが、火の取り扱いには十分注意してください。
-
地域ぐるみでの取り組み: 猿の追い払いは、一人でやるよりも地域全体で協力して行うことが重要です。「猿を見かけたらみんなで追い払う」という意識を共有することで、猿に「この地域は居心地が悪い」と学習させることができます。
- 価格: 1679 円
- 楽天で詳細を見る
まとめ
畑の猿対策は、地道な作業の積み重ねです。「猿を寄せ付けない環境づくり」「物理的な防護柵の設置」「人間に慣れさせないための追い払い」を総合的に行うことで、被害を減らすことができます。
大切な作物を守るために、できることから少しずつ始めてみましょう。