グリーンふぁみりー「けーたの日記」

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自然や植物が好きです。将来的にハーブ屋さんを開業するのが夢です。

サウナーの聖地!フィンランド・タンペレが「世界サウナ首都」と呼ばれる3つの理由

 

サウナブームが落ち着きを見せ、より深くサウナ文化を探求したい…そう思っているサウナーの皆さん、次に目指す場所は決まっていますか?

サウナの本場フィンランドで、唯一「世界のサウナ首都(The Sauna Capital of the World)」として認定された都市があります。それが、**タンペレ(Tampere)**です!

今回は、なぜフィンランド第3の都市タンペレがサウナーの聖地なのか、その魅力を徹底解説します。


 

理由1:圧倒的な公衆サウ

 

 

ナの「数」と「歴史」

 

タンペレが「首都」を名乗る最大の理由は、その公衆サウナの数の多さにあります。

  • 70軒以上の公共サウナ! 市内および周辺に70軒以上もの公衆サウナが存在すると言われており、これはフィンランド国内でも群を抜いています。

  • フィンランド最古のサウナが現役 1906年創業の**「Rajaportti Sauna(ラヤポルティ・サウナ)」**など、100年以上の歴史を持つサウナが今も地元の人々に愛され、稼働しています。伝統的な木の香りと、そこに流れる静かな時間は、まさに歴史そのものを体感できます。

タンペレでは、サウナは特別な場所ではなく、住民の生活に深く根付いた文化として存在し続けているのです。

 

理由2:究極のクールダウン!「湖ダイブ」の聖地

 

タンペレは2つの美しい湖に挟まれた自然豊かな場所にあります。この立地こそが、究極の「ととのい」体験を生み出します。

多くの湖畔サウナでは、熱くなった体をクールダウンするために、そのまま湖に飛び込むことができます。

  • 夏:透き通る湖水へダイブ! 自然の中で水風呂に入る開放感は、日本の川サウナにも通じる格別さがあります。

  • 冬:アヴァント(氷水)で昇天! 湖が凍る冬には、氷に穴を開けた**「アヴァント」**に浸かります。この極冷の刺激こそが、本場フィンランドサウナの醍醐味です。

自然との一体感を求めるアウトドアサウナーにとって、タンペレはまさに最高のフィールドです。

 

理由3:多様なスタイルと「コミュニティ」の温かさ

 

タンペレのサウナは、歴史があるだけでなく、非常に多様性に富んでいます。

  • 伝統とモダンが共存: 昔ながらの薪サウナやスモークサウナがある一方で、港に建つモダンでお洒落な**「Kuuma(クーマ)」**のように、レストランと一体化した洗練されたデザインサウナも人気を集めています。

  • 社交と安らぎの場: 現地のサウナは、年齢や性別、職業を超えて人々が集まり、会話や静寂を共有するコミュニティの中心です。サウナストーブを囲むように座る配置になっている施設が多く、サウナを通じたコミュニケーションが自然に生まれる温かい雰囲気があります。

サウナは孤独に耐える場所ではなく、心を開放し、人と繋がる場所だと教えてくれます。


 

まとめ

 

フィンランドの首都はヘルシンキですが、「サウナ首都」は間違いなくタンペレです。

歴史、自然、そして人々の日常に溶け込んだサウナ文化。その全てが凝縮されたタンペレは、サウナの本質を知りたい、より深い「ととのい」を体験したいと願う全てのサウナーにとって、一度は訪れるべき聖地と言えるでしょう。

次のサ旅は、ぜひ世界サウナ首都タンペレへ! 最高の体験があなたを待っていますよ!

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