グリーンふぁみりー「けーたの日記」

グリーンふぁみりー「けーたの日記」

自然や植物が好きです。将来的にハーブ屋さんを開業するのが夢です。

🍂 秋の恵みで挑戦!失敗しない「干し柿」の作り方

準備するもの

 

  • 渋柿:ヘタがT字に残っている、硬めのものを選びます。(品種:甲州百目、平核無柿、愛宕柿など)

  • ひも:麻ひもや丈夫なビニールひも。(柿を2個1組で吊るせる長さを用意)

  • 包丁またはピーラー

  • (熱湯消毒用):柿がすっぽり入る深さのもの

  • 焼酎(アルコール度数35度以上):カビ対策用(霧吹きに入れてもOK)

 

作り方(カビを防ぐ3ステップ消毒がコツ!)

 

 

1. 皮をむく

 

  • 柿を軽く水洗いします。

  • ヘタの枝の部分をT字に残し、その周囲の皮を丸く剥いてから、ピーラーや包丁で残りの皮を薄くきれいに剥きます。

    • ポイント: ヘタの周りに皮が残っていると、そこからカビが生えやすくなるので、きれいに剥きましょう。

 

2. 紐で結び、熱湯で殺菌する

 

  • ひもを約60~70cmにカットし、両端の輪(または結び目)に、柿のT字の枝を結びつけます。柿が2個1組になるようにします。

  • 鍋にたっぷりのお湯を沸騰させます。

  • ひもを持って柿を沈め、約5~10秒間、全体を熱湯にくぐらせます。

    • 目的: 表面の雑菌を殺菌し、カビの発生を抑えます。

 

3. 焼酎で二重カビ対策!

 

  • 熱湯消毒した柿の表面が熱いうちに、アルコール度数の高い**焼酎(ホワイトリカーなど)**を全体に吹きかけます。または、小皿に入れた焼酎にヘタの部分をサッと浸します。

    • 目的: 熱湯と焼酎のダブル殺菌で、カビ対策を万全にします。

 

 

4. 風通しの良い場所に吊るす

 

  • 柿同士がくっつかないように間隔をあけて、物干し竿やハンガーに吊るします。

  • 干す場所の条件:

    • 日当たりと風通しが良い軒下(雨が当たらない場所)

    • 湿気のない、気温が低く乾燥している場所(晩秋〜初冬が最適)

  • 注意: 雨の日や夜露に当てるとカビの原因になるため、必ず室内に取り込みましょう。

 

5. 揉みほぐして渋を抜く

 

  • 干し始めて約1週間〜10日経ち、柿の表面が白く固くなってきたら、清潔な手(ビニール手袋推奨)で優しく揉みます。

    • 目的: 揉むことで中の繊維が壊れ、渋が抜けるのを助け、均一に柔らかく甘くなります。

  • その後は、2〜3日おきに、好みの柔らかさになるまで優しく揉みほぐします。

 

完成・食べごろの目安

 

  • 期間: 2週間〜1カ月ほどで完成します。(大きさや天候による)

  • 表面に白い粉(柿霜:しそう)が出てきて、触って弾力が感じられるようになったら食べごろです。


美味しい干し柿を作るには、最初の**「消毒」と、干し始めてからの「風通し」**が特に重要です。この手順で、自家製の美味しい干し柿作りにぜひ挑戦してみてください!

 

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