
ふとした瞬間に襲ってくる「この先どうなるんだろう」という強い不安。
「不安になっちゃダメだ」「前向きにならなきゃ」と思えば思うほど、心は苦しくなってしまいますよね。でも、実は不安は無理に消そうとしなくていいものなのです。
今日は、メディカルハーブを学ぶ心理カウンセラーの視点から、不安という感情と仲良くなり、心を少しだけ軽くする方法をお話しします。
1. 不安の正体は「お節介なボディーガード」
私たちは、自分を守るために不安を感じるようにできています。いわば、脳の中に**「超・心配性なボディーガード」**を雇っているようなものです。
あなたが傷つかないように、先回りして「危ないよ!」「最悪の事態に備えて!」とアラートを鳴らしてくれているだけなのです。
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対策: 不安を感じたら「あ、ボディーガードがまた張り切ってるな」と一歩引いて眺めてみてください。「教えてくれてありがとう。でも今は大丈夫だよ」と心の中で声をかけるだけで、脳の興奮は少しずつ静まっていきます。
2. 「今、ここ」に感覚を戻す「5-4-3-2-1法」
不安は常に「まだ起きていない未来」にあります。意識が未来に飛んでソワソワした時は、強制的に「今、この瞬間」の感覚に引き戻してあげましょう。
心理療法の現場でも使われる**「5-4-3-2-1法(グラウンディング)」**がおすすめです。
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目に見えるものを5つ探す
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聞こえる音を4つ探す
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触れている感触(服の柔らかさ、椅子の硬さなど)を3つ確認する
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匂いを2つ嗅ぐ
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味を1つ感じる
五感を使うことで、脳は「今は安全なんだ」と認識し、パニック状態から脱することができます。
3. 植物の力を借りて、神経のスイッチを切り替える
言葉や思考だけではコントロールできない時、メディカルハーブが物理的に神経をなだめる手助けをしてくれます。
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パッションフラワー(トケイソウ) 「植物の精神安定剤」とも呼ばれ、考えすぎて眠れない夜や、神経が過敏になっている時に最適です。
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レモンバーム 落ち込みを伴う不安に。爽やかなレモンの香りが、どんよりした心を明るく照らしてくれます。
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ラベンダー お茶として飲むのはもちろん、香りを嗅ぐだけで自律神経のバランスを整えるスイッチが入ります。
カウンセラーからのメッセージ
不安があるということは、あなたがそれだけ自分の人生や、大切なお子さんのことを「一生懸命に考えている」という証拠。それは決して悪いことではありません。
ひとりで抱えきれなくなった時は、誰かに頼ってもいいのです。ハーブティーを淹れる数分間だけでも、自分自身を労る時間を持ってくださいね。