グリーンふぁみりー「けーたの日記」

森のメンタルケア:心理カウンセラーが教える、自然とハーブで整う暮らし

仕事で疲れた心に、自然の処方箋を。心理カウンセラーが選ぶ、明日を少し楽にする暮らしと道具。

父の古希。月岡温泉「華鳳」で、あの笑顔に逢えた日。

今年の父の日は、いつもの父の日とは少し違う。父の古希祝いも兼ねて、家族で新潟県新発田市にある月岡温泉「ホテル華鳳」へ行ってきた。

3ヶ月前から、ずっと、ずっと計画していた。 「父が喜んでくれるだろうか」「楽しんでくれるだろうか」 期待と不安が入り混じった3ヶ月だった。

 

父は、認知症の初期。 最近は、昔の元気な姿が少しずつ薄れていくようで、切なくなることもあった。 でも、父は大の温泉好き。旅行も大好き。 「少しでも、父が大好きな温泉と旅行で、楽しい思い出をつくってもらいたい」 その一心で、家族みんなで何度も話し合い、準備を重ねてきた。

 

当日は、澄み切った青空が広がる絶好の旅行日和。 ホテルに向かう車中、父は車窓から眺める景色を楽しみ、時折、昔の旅行の思い出を語ってくれた。 その穏やかな表情を見て、私の不安は少しずつ消えていった。

そして、ホテル華鳳に到着。 広々としたロビー、行き届いたサービス、そして、何より、硫黄の香りが漂う温泉。 父は、温泉に入り、体を芯から温めた後、 「ああ、いいお湯だった!」 と、晴れやかな笑顔を見せてくれた。 その笑顔を見た瞬間、私は胸がいっぱいになった。

 

夕食は、地元の旬の食材をふんだんに使った豪華な料理。 父は、お酒を飲みながら、料理を楽しみ、家族みんなで昔話に花を咲かせた。 父がお酒を飲んで楽しんでいる笑顔。 その笑顔が、今でも私の目に焼き付いている。 あの時の父の笑顔は、私にとって、何よりも大切な宝物だ。

旅行中、父は、昔の思い出を語ったり、家族みんなで写真を撮ったり、 本当に楽しそうだった。 認知症の症状も、旅行中は和らいでいたように感じた。 それは、父自身が楽しんでいるからこそ、そして、家族みんなが父を支えているからこそ。 そう強く感じた。

 

今回の旅行は、父の古希祝いというだけでなく、 私たち家族にとっても、かけがえのない思い出となった。 父と母が、これからも元気で、 少しでも長生きしてくれますように。 そう、心から願う。

そして、これからも、父と母と、 たくさんの楽しい思い出をつくっていきたい。 そう強く思った。

今回の旅行で、父が見せてくれた笑顔。 それは、私たちが、これからも父を支え続けよう、 そして、父と母と、かけがえのない時間を過ごそう、 そう強く思わせてくれる、 希望の光となった。

父の古希。月岡温泉「華鳳」で、あの笑顔に逢えた日。 それは、私たち家族にとって、忘れられない、 大切な一日となった。

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