グリーンふぁみりー「けーたの日記」

森のメンタルケア:心理カウンセラーが教える、自然とハーブで整う暮らし

仕事で疲れた心に、自然の処方箋を。心理カウンセラーが選ぶ、明日を少し楽にする暮らしと道具。

大人になってからの友達づくりって、正直、死ぬほど難しい・・・

今日はコーヒーが旨い日だ

大人になってからの友達づくりって、正直、死ぬほど難しいですよね。

 

自分はかれこれ、何十年友達ができていないだろうか。

 

学生の頃みたいに、教室で隣の席になったからとか、部活が同じだからとか、そんな勝手に向こうからレールが敷かれる環境なんて、もうどこにもない。職場はあくまで仕事をしに行く場所だし、そこから踏み出して「あ、この人とは一生喋っていたいな」なんて思える相手に出会うのは、まるで深夜の真っ暗な海で、目印のない灯台を探すような作業です。

 

 

実は最初、私は「SNSで繋がればなんとかなるはず」なんて甘く見ていたんです。でも違いました。スマホの向こう側にいるのは、あくまで「他人のハイライト映像」を見せ合っているだけの関係で、そこから「来週の土曜、暇?」なんて誘えるような、生の熱量を持った仲間に発展するなんて、奇跡に近い。

 

そういえば、先日もハーブティーを飲みながらぼんやり考えていたんですけど、大人になってからの友達って、たぶん「利害関係のない場所」で偶然ぶつかった傷口を、なんとなく見せ合えるかどうかで決まる気がします。

 

 

立派な肩書きや、SNSで見栄を張るためのキラキラしたライフスタイルなんて、正直どうでもいい。 仕事でヘトヘトになって、「もう全部投げ出したい」って言ったときに、「わかる、私も今朝そう思った」って、沈黙を怖がらずにコーヒーをすすれる相手。そういう人に出会ったとき、心の中に溜まっていた澱(おり)みたいなものが、すーっと消えていくのを感じるんです。

 

これって、植物を育てるのと似てますね。 いきなり「親友になろう」なんて肥料を大量に撒いても、根腐れするだけ。まずは「挨拶」という名の小さな種をまいて、相手が心地よく呼吸できる距離感を保ちながら、焦らずに水をやる。相手が返してくる反応が小さくても、「まあ、今日はそういう天気なんだな」くらいの余裕を持つ。

 

 

 

……あ、余談ですが、この「余裕」を作るのが一番の難関だったりします。 「なんで返信くれないの?」とか「私のこと、面白くないのかな?」とか、暗闇の中でスマホを落としてパニックになるみたいに、いちいち自分の心臓の音を大きくしてしまう。でも、大人になるってことは、その「孤独の音」と仲良くやっていくことなのかもしれません。

 

今、もしあなたが「友達がいない」って焦っているなら、そんなの気にしなくていいですよ。 今はただ、自分という名の庭を少しだけきれいに整えておく。そうすれば、いつかどこかで、同じように自分の庭を眺めている誰かと、ひょっこり垣根越しに目が合う日が来るはずだから。

 

 

そのとき、変に背伸びせずに、「あ、いい天気ですね」って言える自分でありたいな、と最近は思っています。

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