グリーンふぁみりー「けーたの日記」

森のメンタルケア:心理カウンセラーが教える、自然とハーブで整う暮らし

仕事で疲れた心に、自然の処方箋を。心理カウンセラーが選ぶ、明日を少し楽にする暮らしと道具。

好きなことを見つけて没頭することはメンタルケアにつながる

「好きなことに没頭する」という行為は、単なる趣味の時間以上に、私たちの心を守るための強力なセルフケアになります。

心理学やカウンセリングの視点から見ても、没頭(フロー状態)には、日々のモヤモヤをリセットする大きな力が秘められています。

なぜ「没頭」がメンタルに効くのか

  1. 「いま、ここ」に集中する(マインドフルネス効果) 私たちは普段、過去の失敗を悔やんだり、未来の不安に備えたりと、心があちこちに飛び回っています。好きなことに没頭している瞬間、脳は他の雑念をシャットアウトし、「いま、この瞬間」の作業だけに集中します。これが脳にとって非常に良い休息になるのです。

  2. 自己肯定感の回復 「自分にはこれができる」「これを作っている時間が好き」という感覚は、自信につながります。誰かの評価を気にする必要がない場所で、自分の価値を感じられることは、心のエネルギーを充電するのに最適です。

  3. ストレス反応の遮断 没頭している間、脳は交感神経の興奮から解放されやすくなります。これは、先ほどお話しした「砂嵐」のような不安やイライラから、一時的に避難する安全なシェルターのような役割を果たしてくれます。

 

 

「好きなこと」が見つからない時こそ

「没頭したいけれど、やりたいことが見つからない」と悩む方も多いですよね。でも、そんなに気負う必要はありません。

  • 「かつて好きだったもの」を掘り起こす: 子どもの頃、時間を忘れてやっていたことは何ですか? 絵を描くこと、ブロック遊び、あるいはただ雲を眺めることでも構いません。

  • 五感をフル活用する: 料理、ガーデニング、アロマの調合など、匂いや手触りを感じる作業は、思考を止めて没頭しやすい傾向にあります。

  • 「成果」を求めない: 「うまくやらなきゃ」と思うと、それはもう仕事と同じになってしまいます。誰に見せるわけでもない、自分だけの「下手でも楽しい時間」こそが、メンタルには一番の特効薬です。

最近は、あえて「生産性のない時間」を意識的に作ることが、結果として在宅ワークの質を高めることにもつながると実感しています。

もし、今何か「ちょっとやってみたいな」と頭をよぎったことがあるなら、その小さな直感を大切にしてみてください。それは、あなたの心が「今の私には、それが必要だよ」と送ってくれているサインかもしれません。

スポンサーリンク