はじめに
木造建築の美しさや大工技術の高さを誇る豪農の館が、新潟県には多く存在する。
そのひとつ、関川村にある豪商・豪農の館「渡辺邸」は2008年から6年掛けて大改修された。せっかく新潟に生まれたのだから、一度はお邪魔してもバチは当たらないだろうと、気晴らしに行ってきた。
お邪魔します
外観は江戸時代の佇まいで街道に面している立派な建物だ。
どんな天変地異にもびくともしないような構えと風格に驚く。
堀と堀を巡らせた敷地は3000坪(計算したら東京ドーム約0.6個分です※わかりづらい笑)もあり、
その広大な敷地に500坪の母屋、6棟の土蔵、庭園があります。
ちなみに母屋は1954年(昭和29年)に国指定の重要文化財として認定されました。
瓦屋根が普及する以前の作りで、現在では、あまり見ることができない貴重な大屋根は石置き木羽葺屋根と呼ばれる。
木羽20万枚で覆われ、風で飛ばされないよう1万5千個の石が重しとして乗せられている。
これが有名な庭園ですね(写真スポット)
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こちらは三本の柱が1本に見える「魔法の座敷」