夏あそびキャンプと謳いながら、
やっていることは大人の修学旅行という感覚に近かった。
個人的に長野県は何度か足を運んだことはあるのだが、戸隠神社は初めて足を踏み入れる。簡単に概略マップを広げてみたが、広い。さすがに観光地というだけあり、一日では全個所を回りきることは困難だと判断し、とりあえず一番ありがたそうな「奥社」を目指す。御朱印を集めている人にとっては魅力的な神社だろう。
御朱印でめぐる千葉の神社 週末開運さんぽ [ 地球の歩き方編集室 ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 旅行・留学・アウトドア > ガイドブック
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,404円
「奥社」というだけあり、とにかく歩く。駐車場が多数あるのだが、当然奥社に近い駐車場はどこも満車なので、ぼくらはちょっと離れた駐車場からかなり歩くことにした。
歩くこと30分。奥社入口が見えてきた。
なんと驚いたことに奥社まで2キロだというではないか。
基本的に平地を歩くので、山登りとは違うちょっとしたウォーキング感覚だ。
歩くたびに杉の木の幹の太さが大きくなっていく。奥社に近付くほど幹の太さはさらに勢いを増し、自分の身長で10人以上は縦に配置できるくらいの杉の高さになっていく。
中には樹齢400年などというご神木もあるそうだ。400年なんて僕の年齢からしたらスケールが大きすぎて想像も付かないのだが、それだけにロマンを感じる。
自然とは偉大だなと思わず杉の木を見上げながら立ち尽くしてしまった。
この果てしない参道を老若男女問わず、ただひたすら歩き続けていた。求めるものは人それぞれあると思う。御朱印だったり、幸せ、健康、恋愛、試験合格など。祈願したいものはあるだろう。たくさんの人の希望がそこには詰まっていた。
奥社へ向かう人は本当にいろんな人がいる。
この写真の修行僧の格好をした人もいたし、当然海外からの観光客もいた。
長野といえばこの時期、避暑地と呼ぶのかもしれないが最近では人も多くて、お世辞でもないが避暑地とは言えなくなっている感はある。
だけど、自然に囲まれた場所は心なしか少しは「涼」を体感できる仕組みが多々ある。例えば、流れる水の音。参道わきに小さな水路があるのだが、そこに誰かが作った笹船が流れてきた。
真似して僕らも作ってみたが、うまい具合に流れていかないものだ。日ごろの行いか否か。そんなことをしているうちに、あっという間に奥社にたどり着いた。びっくりしたのが、戸隠山の登山口がここにあったことだ。
さらに登るのか??
さすがに今回は団体で来ているので僕だけ登山をすることはできない。
調べてみたところ、
この「戸隠山」は標高が1900mほどで、日帰りでも登れるとのこと。しかし、鎖場や足場が非常に悪く、初心者にはおすすめできないそうだ。
戸隠神社のホームページがシンプルでカッコいい。忍者感漂う写真と社紋。
ユーザビリティがいいのでオススメ!!