6月4日。
まだまだ、田んぼの中にお住まいのカエルたちから元気な歌声が聞こえる今日この頃。
先週までもっと元気だと思ったが、若干威勢が弱まってきた気がする。
僕は日課となっているナイトランをするため、外へ飛び出した。雨が降りそうでなかなか降らないこの感覚。みなさんには理解してもらえるだろうか。
湿度が高いので、軽くジョギングしただけでTシャツが汗ばむ。この汗をかく感覚が僕は好きだ。生きているって実感できるから。
5分くらい走ったころだろうか、
先にナイトウォークをする為に家から飛び出した父に遭遇した。何やら声を掛けられたが、どう返答していいか戸惑い、結局何も返事をしなかった。いつも顔を合わせられるからと、ついいい加減な対応をしてしまった自分が情けない。
天気予報では週末から雨のマークが目立つようになってきた。降水確率は50%と中途半端な怪しさだが、僕は日曜日の天気が気になって仕方がなかった。
いろいろと準備をしてきたのに、BBQが開催できなくなることを考えると頭が痛くなりそうだが、天気ばかりは僕の力でもどうにもならない。
夜に外へ出るとよわかる。
あぁ、6月なんだな。
風の匂いが変わった。言葉で説明するとなると、なかなか難しい。
だけど、これは毎日のように夜になってから外へ出ないと感じ取れないものだと気付いた。
天気予報による思い込みもあるのかもしれないが、季節を肌で感じ取れる幸せに感謝したい。四季の移り変わりは、いつも突然だ。