はじめに
いつまで続くかわかりませんが、深刻なじゃがいも不足によりポテトチップスが販売休止になるなど、私たちの生活に支障を来たすようになってきました。
まぁ、ポテトチップスが食べれなくても支障はないかもしれませんが、
今後、コロッケやフライドポテトの販売にまで影響を及ぼしかねません。
私の実家は農家なので、このニュースを深刻に受け止め、じゃがいもを作ることにしました。人々に貢献できることが真の仕事であると思います。
久しぶりに畑へ行ってみた
祖母が現役で畑仕事をしていたころは、興味本位で畑見学に足を運んだりしていたんですが、父が畑仕事をするようになってからは、あまり畑へ行く機会が少なくなりました。
雪も解け、畑の土が顔を出し虫たちが賑やかに動き始めた今日。
父から赤紙のような召集令状が届きましたので、久しぶりに裏山の畑へテクテクと歩いて行きました。
いつもならば、この時期だと仲間と山登りへ出掛けたり、桜を見に行ったりしているのですが、今日はなぜだか、じゃがいもの作り方に無性に興味が湧いて仕方がなかった。
これは農家に生まれた宿命なのか?
畑では既に父がじゃがいもの畝をひとつ作り終えていた。
この「畝」は「うね」って読みます。
野菜を植える場所ですね。
何をすればいいかまったくわからなかった僕は父へ手順を尋ねた。
じゃがいも作りは簡単
まず、これがじゃがいもの種イモですね。
この種イモを畝(うね)に植えていきます。
ちなみに、10キログラム=2000円ほどでホームセンターやネットショッピングでも購入できます。
一個丸ごと植えても問題はないですが、だいたい半分くらいにカットして植えます。
種イモを植える時は、畝(うね)の上を歩きながら植えるといいでしょう。
長靴のサイズがちょうど30センチくらいとして、長靴の間隔ごとに。
- じゃがいもを植える場所に石灰を撒く
- 切った面を下にして種イモを植える
- 種イモの間に堆肥を撒く
- 土をかける
以上で大概の手順は終了です。
おまけとして、マルチシートってゆうやつを上から掛けます。
これを掛けることにより、寒い寒い朝霜から守り、成長を促進させることができる魔法のシートです。
よし、完成!!
ちなみにじゃがいも10キログラムで、およそ150~200キログラムの量が収穫できます。これからの日々が楽しみですね。