ウドとは!?
ウドは日本原産で、高さ2mほどになる多年草。
白い若芽やその茎、葉は食用になるが、地上に出た茎は太くて大きくなるばかりで食べられず、木材にも燃料にもならない。
まさに、「ウドの大木」
ウドには野生や露地栽培の山ウドと地下室などで光を当てずに栽培した軟白化ウドがある。栽培ウドは3~4月が旬で、野生のウドはそのあと晩春から初夏にかけて旬を迎える。
ウドの効用
ウドには独特の香りがある。
この香りを生み出す成分に薬効があることは古くから知られ、根茎は漢方の発汗、利尿作用に用いられてきた。
また根茎を陰干しして刻み、布で包んで風呂に入れれば、体がポカポカする入浴剤へ早変わり。
ウドの成分は水分が大部分でエネルギーはそう高くないが、血圧を下げる効果のあるカリウムが豊富であるほか、マグネシウム、カルシウム、ビタミンC、食物繊維が含まれる。
アクが強いので、皮をむき、水にさらしてから調理するとよい。
生でも天ぷらにすると、アクは抜ける。
ウドの天ぷらは果てしなく旨い。