その名の通り、私は「緑色」が大好きです。
緑とひと口に言っても、実はその表情はさまざま。なかでも、私が特に惹かれるのは“新緑”のあの瑞々しいグリーン。生命の息吹を感じるような、柔らかくてまぶしいあの色です。
ふと「緑色って何色くらいあるんだろう？」と調べてみたところ、なんと82色もあるそうです。想像以上の多さにびっくりしました。
ただ、ちょっと驚いたのが、新緑の色って、厳密には「赤系」に分類されるんだとか。
…と言われても、正直「だから何？」って感じです（笑）。
見る人の心と体を優しく包んでくれる色──それが私にとっての緑。難しい理屈より、感じるままの癒しがすべてです。
言葉では表しきれない“何か”が、緑にはある気がします。
なぜ今、人は自然を求めるのか？
新型コロナの影響で外出が制限されたり、日常のストレスが増えたりと、今の社会は生きにくさを感じやすい時代になりました。
だからこそ、人々が“自然”に目を向けるようになったのかもしれません。
登山やキャンプブームが加速しているのも、その流れのひとつ。
さらに「温泉」「サウナ」「ヨガ」「釣り」「ツーリング」など、自然や癒しをテーマにしたアクティビティが次々と人気を集めています。
今後も、こうしたジャンルからさらに細分化された新たなブームが生まれてくるでしょう。
緑と生きるということ
田舎暮らしに憧れる人も、今や若い世代から年配の方まで幅広くなってきました。
私自身も田舎に住んでいて、空き家や耕作放棄地の増加、野生動物の出没といった課題を肌で感じています。
それでもなお、「ここで農業がしたい」と志をもって移住してくる人がいる。
その姿に、私は大きな希望を感じています。
どんな時代でも、緑を求める人の心は変わらないのかもしれません。
私もきっと、これからもずっと緑と共に生きていく──
そう、心から思っています。
